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ある日出てきた昔の写真

私は46歳になる主婦です。

 

中学生の子ども二人を抱え、来週に控えた引っ越しの準備に追われていました。子どもたちが大きくなるにつれ、今の家が手狭になってきたからです。

 

手分けをしながら荷物を詰めていると、娘が一つの封筒を手にこちらへ向かってきました。

 

 

ねぇねぇ、これってお母さん?


 

封筒の中身は写真だったようで、その中からは少し恥ずかしい昔の写真。若いころに主人とサーフィンを楽しんでいた頃のものです。

 

 

お父さんと知り合った頃は、よく海に行ってたのよ。


 

 

いいなー。


 

 

そう?


 

 

うん、ちょっとサーフィンとかやってみたい!


 

とそこへ、息子もやってきました。

 

 

なにこれ。え、この写真母さんなの?


 

 

そうだけど。


 

 

サーフィンやってみたいって言ってたとこ。


 

 

それなら俺も連れてってよ!


 

過去の自分が意外に高評価なことに、私の方がびっくりです。

 

そして、子どもたちから興味があると言われたことで、もう一度波に乗りたいという気持ちがふつふつと湧きあがってきます。

 

家族でいつか海へ行けたら……若いころはそんな思いがありましたが、今日になるまですっかりと忘れていました。

 

 

お母さんキレイだったんだね〜。


 

 

だったって何よ!


 

 

ごめんごめん、でもしょうがないじゃん?若さには勝てないでしょ。


 

プルプルの肌をした娘に言われては何も言えません。

 

 

じゃあ、お父さんにも聞いてみようか。


 

実はこの引っ越しで物置に眠っていたサーフボードは捨ててしまうつもりでした。

 

あの板にまた乗れる日がくるかもしれない。私の心が当時に戻ったみたいに弾みました。

 

 

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ある日出てきた昔の写真|アンプルール物語



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