アンプルール シミ 消す

現実は残酷?鏡に映った今の自分

私は早速その日の夜、主人へと相談を持ちかけました。

 

 

それでね、子どもたちがサーフィンやってみたいって言うのよ。


 

 

早くないか?


 

 

二人で行かせる訳じゃないし、お互いに一人ずつ見ててあげれば大丈夫じゃないかしら?


 

 

俺も行くのか?


 

 

もちろん!


 

驚いたような主人でしたが、娘が発掘してきた写真を一緒に見ているうちに懐かしい気持ちになったのでしょう。

 

 

じゃあ行ってみるか!


 

と前向きな返事をもらい、引っ越しが落ち着いた頃に近くの海へと行くことになりました。

 

 

(私の着ていたウェアで娘は大丈夫かしら?)


 

引っ越しの荷物の中から昔の服を取り出していると、当時の自分が蘇ります。思いっきり太陽の日差しを浴びて、輝いていた夏。

 

けれど、今の私は同じように日差しを浴びたらどうでしょうか?近くの手鏡を取ると自分の顔を覗き込みます。

 

そこには、昔日焼けをしていたから出来てしまったのであろうシミやソバカスが浮かんでいます。

 

今はなんとか化粧で隠していますが、これ以上焼けるようなことがあれば、年齢的にもかなり厳しいことになるでしょう。

 

 

子どもたちと一緒にサーフィンがしたい。けれど、肌の不安は隠せない。

 

 

軽く返事をしてしまったことを私は急に後悔しました。

 

一回きりならなんとかなると思いたいですが、海好きな遺伝子をもった子どもたちです。きっとサーフィンが大好きになるに決まっています。

 

行きたい気持ちと、肌を守りたい気持ちでモヤモヤしたまま、引っ越しの日が近付いていきました。

 

 

次の『 偶然出会ったきっかけは雑誌VERY 』へ

 

 

 

現実は残酷?鏡に映った今の自分|アンプルール物語



このエントリーをはてなブックマークに追加